SEO対策
AI検索対策で何を直すか|ChatGPTやAI Overviewsに引用される条件
AI検索対策は、特別な裏技ではなくSEOの延長です。AIクローラを止めない、会社と担当者の情報を一つの言い方に揃える、料金と数字に確認日と出典を書く。直す順番と、効果を確かめる方法を書いています。
公開 2026-10-28 / 最終更新 2026-10-28 / 担当 nishi
ChatGPTやGoogleのAI Overviewsで自社名や業種を聞いたとき、他社のページが引用され、自社は出てこない。あるいは、古い料金や昔のサービス名で紹介される。AI検索対策の相談は、たいていここから始まります。
この記事では、会社のサイトが「公式の情報」として引用されるために何を直すかを、直す順番どおりに書きます。新しい技術の名前を覚えるより、検索エンジンに正しく読まれる状態を先に作る方が効きます。
POINT
先に結論
AI検索対策は、SEOの延長です。順番は、(1) AIのクローラを止めていないか確認する、(2) 会社名・担当者・サービス名・料金をサイトの中と外で一つの言い方に揃える、(3) 料金や実績の数字に確認日と出典URLを書く、(4) 構造化データで会社・担当者・記事の関係を示す、(5) Search ConsoleとGA4で問い合わせまで数える。記事の量産や、AI専用の裏技は勧めません。
自社の場合にどうなるかは、SEO対策で範囲を確認するか、無料相談(30分・メール)で聞いてください。
AI検索は何を読んで答えているか
GoogleのAI Overviewsは、通常の検索と同じGoogleの索引を使って答えを組み立てます。ChatGPTの検索やPerplexityは、それぞれのクローラや提携先の検索索引からページを読み、答えの横に出典として並べます。どれも、まず検索エンジンに正しく読まれていることが前提です。
| サービス | 主に読んでいるもの | 会社側で確認すること |
|---|---|---|
| Google AI Overviews | Googleの検索索引 | インデックスされているか、Search Consoleでエラーがないか |
| ChatGPTの検索 | OpenAIの検索用クローラ(OAI-SearchBot)と提携先の索引 | robots.txtで止めていないか。Bingにも登録しておく |
| Perplexity | PerplexityBot などのクローラ | robots.txtで止めていないか |
つまり、Googleにインデックスされていないページや、robots.txtでAIのクローラを拒否しているサイトは、中身が良くても引用される候補に入りません。最初に見るのは書き方ではなく、読まれているかどうかです。
直す順番
- クローラ:robots.txtでGPTBot、OAI-SearchBot、ClaudeBot、PerplexityBotなどを止めていないか。学習用と検索用でクローラが分かれている場合、検索用まで止めると出典に出にくくなる
- 名前の統一:会社名、代表・担当者の名前、サービス名、料金を、トップ・会社概要・SNS・外部の登録サイトで同じ言い方にする。サイト内で古い料金と新しい料金が混ざっていると、AIは古い方を拾うことがある
- 確認日と出典:料金、実績の数字、契約条件に「確認日」と、そのページのURLを書く。いつ時点の情報かが分かる文は引用しやすい
- 構造化データ:Organization(会社)、Person(担当者)、Article(記事)、FAQPage、BreadcrumbListをJSON-LDで入れ、誰が書いた何の記事かを機械に分かる形で示す
- 計測:Search Consoleの表示回数とクエリ、GA4の参照元と問い合わせまでを見る。引用されたかどうかより、問い合わせが増えたかで判断する
llms.txtは置くが、それだけには頼らない
llms.txtは、サイトの概要と主要ページの一覧をAI向けにまとめたテキストファイルです。提案されている形式で、主要な検索エンジンが使うと公式に表明したものではありません。置くコストは低いので置きますが、これだけで引用が増えるとは考えていません。
このサイトでも /llms.txt を置いています。中身は、サービス名、料金の確認日、主要ページのURLです。サイトの本文と同じ言い方で書き、本文を直したら同じ日にllms.txtも直します。
公開している数字
高級ブランドバッグ買取の銀座XIAOMA(ASU BRAND株式会社)では、構造化データの実装と内部リンクの設計を中心にサイト構造を直しました。自然検索からの流入は東京エリアで+2,148%、福岡エリアで+3,322%、問い合わせは1日3件から15件になりました。生成AI検索での露出も、同じ担当が同じ施策の中で見ています。
士業事務所の案件では、広告・LP・AI検索対策を同じ担当で動かし、広告のCPAは34,000円から10,000円、問い合わせは支援前比+35%でした。検索とAI検索の対策は、広告やLPと別の仕事ではありません。同じ言い方で揃えるほど、どの入口から来た人にも同じ約束が届きます。
効果の確かめ方
- 自社名・サービス名・「業種+地域」をChatGPTやGeminiで聞き、引用元に自社のページが出るか、内容が最新かを月1回記録する
- Search Consoleで、指名ではない検索語の表示回数と掲載順位を見る
- GA4で、chatgpt.com や perplexity.ai などからの参照と、そこからの問い合わせを見る
AIの答えは聞くたびに変わるので、1回の結果で判断しません。同じ質問を同じ日に記録し、3か月の変化で見ます。
よくある質問
AI検索対策とSEO対策は別のものですか。
別の仕事としては扱いません。検索エンジンに正しく読まれることが前提で、その上で会社の情報の統一、確認日と出典、構造化データを足します。SEO対策の一部として担当します。
llms.txtを置けばAIに引用されますか。
それだけでは引用は増えないと考えています。置くコストが低いので置きますが、先に直すのはクローラの許可、古い情報の削除、名前と料金の統一です。
AI検索で引用されたかはどう確かめますか。
同じ質問をChatGPTやGeminiで月1回聞いて引用元を記録し、GA4でAIサービスからの参照と問い合わせを見ます。1回の答えでは判断しません。
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- 無料相談 — Search Consoleの数字を見て、最初に直す場所を返す
- 銀座XIAOMA:問い合わせ 3件/日 → 15件/日
- 士業:CPA 34,000円 → 10,000円